2009年03月21日05時53分 / 提供:ガジェット通信
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http://news.livedoor.com/article/detail/4071406/
日本の人気漫画『ドラゴンボール』を映画化したハリウッド版『ドラゴンボール エボリューション』! 酷評されながらも話題性で入場者数がそこそこあるようで、ここ最近の入場者数ベスト5には必ず入っているようだ。まあ、『ドラゴンボール』という冠をしている映画ならば、上映から常に1位の座に輝いていてほしいものだが、それは難しい状態である。
そして、ゲームの世界でも『ドラゴンボール エボリューション』は酷評のようである。『ドラゴンボール』と名の付くゲームはそこそこの売り上げがあって当然であり、子どもたちやファンなどの固定客がいるものだが、固定ファンまで見放したのか、発売初日の売上本数が1200本しかなかったという。あまりゲームに詳しくない方ならばわからないかもしれないが、1200本はかなり厳しい数字である。特に、『ドラゴンボール』と名の付くゲームでありながらその数字というのは、あってはならない数字ともいえる。
このことについて元ファミ通編集者の方にお話をうかがったところ「あまり期待されていないゲームなら1000~2000本しか売れないことはよくありますが、そういうゲームでも面白いものてあればジワジワと売れていくものです。『ドラゴンボール』のように人気漫画やアニメのタイトルが付いているゲームソフトには通常の開発以上にお金がかかるもので、1200本はかなり厳しいですし、そこそこ売れないとピンチです。売れるためのキャラクターや漫画の冠をつけるわけですから、PSPの『ドラゴンボール エボリューション』が売れなかったとしたら、ファンをも見捨てた映画のデキを呪うしかないでしょうね。もしかしたら、『ドラゴンボール エボリューション』とタイトルにつけないでまったくのオリジナルゲームとして出していたら、もっと売れていたかもしれませんね」とのこと。
売れるためのキャラクター商品。売れないならばわざわざ使用料を支払ってまでタイトルを冠につけないほうが良かったともいえる。まあ、そこまでいうと酷かもしれないが、映画のデキを呪うしかないというのは、まさにその通りとしか言いようがない。当編集部は、実際にこのゲームソフトを購入し、オモシロイ点がないか検証してみる予定だ(このニュースの元記事はこちら)。
イラスト: 見ル野栄司